熊本・菊池で農林福連携

職場体験で中学生と一緒に作業をしました。

7月に入り、旭志中学校の生徒さんたちが職場体験で工藤農園に来られました。

そのつながりで、農福連携を行なっているまんしん未來で、ネギの出荷作業を体験していただきました。

農業のこと、地域の特産品はどんなものなのかを実際に目で見て、触れて、知っていただくのも大切な学びですが、まんしん未來のような福祉事業所が地元の旭志にあることを知っていただけたことを一番嬉しく思いました。

福祉事業所はどんな人たちが利用しているのか?

そこに通う障がいのある方々の日々の暮らしはどんな感じなのか?

教科書や教室で学ぶだけでは分からない、福祉の世界を実際に知っていただくのも、子どもたちにとって大切な学びだと考えています。

老いというものは誰もが通る道ですので、介護という仕事はお年寄りと接することが好きな学生が選ぶ選択肢としてメジャーですが、障がいは、先天性のものであったり、人生の途中に遭遇した事故や病気で中途障がいになったり、障がい福祉サービスに至っては誰もが使うものではありません。

ですが、この障がい福祉サービスは世の中では必要不可欠なもので、このサービスがあるから、当事者が社会で活躍できたり、人生を再スタートしたりする機会が作れるのです。

また、障がい福祉サービスがあるから、家族が介助から解放されて仕事に行けたり、家族と当事者が一定時間離れることで、気持ちをリフレッシュして、良好な家族関係を維持できたりと、プライスレスな面を持っています。

お金を生み出す企業の生産活動と比べると、福祉で得られる収益はわずかかもしれませんが、社会の中で、なくてはならない事業だと感じています。

そして、福祉というと税金の無駄遣いだと思われることがありますが、本人だけでなく家族を支える社会にとってなくてはならない大切な仕組みだと思っています。

そんな福祉の世界で、少しでも生産活動に寄与するために、まんしん未來では「農林福連携」に取り組んでいます。

今まで単価が一円未満の軽作業しかできなかった福祉分野において、農業を軸に単価の高い仕事に障がい者が参画できるようになれば、所得向上にもつながりますし、就労するということは社会と繋がっているという点では自分が誇りを持って生きていくことにもなります。

まだまだ理想型には程遠いですが、障がい者が農業分野で活躍し、就農するようなことにつながる夢を抱きながら、まんしん未來を利用する皆さんの生活の質が上がるように頑張っていきたいと思っています。

これからも応援よろしくお願いいたします。